毎年6月に内閣府から公表される「高齢社会白書」の令和6年度版が6月21日に公表(1)されました。
高齢化が進み、すべての団塊世代が75歳以上の後期高齢者になる「2025年問題」が迫っている中、労働人口の減少による社会保障費の増大や、医療、介護不足などが懸念されています。また、労働人口の減少のみならず、労働世代が親の介護に直面することになり、仕事と介護の両立問題についても関心が高まっています。
そこで、株式会社MICIN(本社:東京都千代田区、代表取締役:原聖吾、以下MICIN)では、働きながら親や尊属(自分より上の世代の血族)の介護を行っている方を対象に、介護による仕事への影響の有無や、介護でのオンライン診療の利用に関する意識調査を、インターネットで実施しました。(2)
続きを読む
前編では、オンライン診療の受診が可能な場所に関する規制緩和の方向性について紹介しました。後編の記事では、診療報酬に関連する事項についての議論の方向性についてまとめます。
続きを読む
前回の記事(前編(1)後編(2))では、11月20日に開催された規制改革推進会議でオンライン診療が議論されたことについて紹介しました。11月20日の議論で未消化となっていた部分について、改めて2023年12月18日に開催された健康・医療・介護WG(3)での議論がされています。この会議での議論を踏まえつつ、12月26日に公開された規制改革推進に関する中間答申(4)からオンライン診療に関する今年の規制緩和の方向性について取り上げていきます。
続きを読む
前編(1)では、オンライン診療を実施可能な「場所」に関して行われた議論についてまとめましたが、11月20日開催の規制改革推進会議では、オンライン診療における診療報酬上のギャップに関する評価見直しに関する議論が後半に繰り広げられています。後編の記事ではオンライン診療の診療報酬上の見直しに関する要望や意見について取り上げます。
続きを読む
例年よりもやや遅めのスタートではありますが、規制改革推進会議(1)が11月から本格的にスタートしました。同会議ではテーマごとに作業部会を設けて関係省庁や有識者の参加のもと改革案を作ります。医療分野においては健康・医療・介護WG(2)が主たる議論の場であり、11月20日に開催された会合(3)では、Digital Health Timesでも継続的に取り上げてきたオンライン診療が議題として取り上げました。
今回の記事では、11月20日の議論における方向性について前後編で取り上げます。
続きを読む
「withコロナにおけるオンライン診療」(1)(2)でご紹介したように、「オンライン診療の適切な実施に関する指針」が改訂され、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴った特例措置がが近々終了となります。
続きを読む
前回の記事(1)では、オンライン診療指針の改訂について取り上げましたが、指針の改定と同時期に、厚生労働省は新型コロナ5類移行に伴い発出した通知の中で、オンライン診療に関する変更についても周知しています。
続きを読む
2023年5月8日から新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが変更され、5類感染症に移行しました。これに伴い、これまでのコロナ対応は様々なレベルで変更されます。例えば、長らく行われてきた感染者や濃厚接触者への待機要請はなくなり、個人の判断に委ねられるようになりました(1)。
続きを読む
2022年は薬局に関連するDXの流れが大きく進みました。先日、電子処方箋の運用開始が2023年1月26日に決定されたと報道される(1)など、実運用もいよいよ始まろうとしています。今年度の規制改革推進会議でも薬局DXに関する議論が引き続き行われており、来夏に向けた重要分野の一つに挙げられています。
続きを読む
令和4年度診療報酬改定の答申にあわせ、2月10日にMICIN Public Affairs部門で開催した記者勉強会。後半では医療法人社団法山会 山下診療所 理事長 山下巖先生をお招きして「オンライン診療の価値の変遷」をテーマにご講演いただきました。
続きを読む